留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

このページは2024年に調査した内容を掲載しています。

イギリスには、幼児教育、初等教育、中等教育、継続教育(FE)、高等教育(HE)の5つの教育レベルがあり、5歳(北アイルランドは4歳)から16歳までのすべての子どもに義務づけられています。
 
16歳以降も多くの教育オプションが用意されており、その一つに「ファーザー・エデュケーション」があります。これには大学やカレッジに進学するための準備として設けられたもので、分析スキル、論理的思考、知識を学ぶアカデミックコースと雇用や職場で成功するために必要な技能、訓練、資格を習得する職業訓練コースに分けられます。
 
高等教育(日本の大学・大学院に相当)に関しては、18歳以上(スコットランドは17歳以上)の学生を対象としており、学部課程と大学院課程の2つのレベルがあります。

英国 教育制度図

(出典:国立教育統計センター(米国) 米国と他のG-20諸国における教育の比較指標より)
3学期制が多く、その場合秋期が9月~12月、春期が1月~3月、夏期が4月~6月となります。一般的には9月または10月に始まり、6月または7月まで続くことが多いですが、選択するコースによっては異なりますので、志望する大学、コースの詳細を必ずチェックするようにしましょう。
成績評価は一般的に4段階で評価されます。例えばマンチェスター大学の学部コースの成績評価は、得点率0~100%の数値による成績評価システムで、合格点は40%です。また得点率により異なる学士号の授与クラスが与えられ、得点率70%以上でクラス1、得点率60~70%がクラス2i、得点率50~60%がクラス2ii、得点率40~50%クラス3というクラス分けがなされます。

一般的にイギリスの1単位は約10時間の学習時間で、10単位のコース・ユニットを修了するには100時間がかかります。
 

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。